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北条時俊 (時房流) : ウィキペディア日本語版
北条時俊 (時房流)[ほうじょう ときとし]

北条 時俊(ほうじょう ときとし)は、鎌倉時代末期の北条氏の一門。
延慶3年(1310年7月の時点で、評定衆に在職しており国政に参画した。後醍醐天皇らの討幕運動(元弘の乱)では幕府方の武将として出陣する。
大仏高直らと共に、河内金剛山千早城に立て籠もっていた楠木正成を攻めていたが、足利高氏の離反や六波羅探題の滅亡もあって軍は四散した。時俊は反幕府勢力への抗戦を諦め、元弘3年(1333年6月般若寺で出家し降伏した。翌建武元年(1334年)、北条氏の残党らによる鎌倉侵攻事件などがあった影響から、北条氏一族の徹底的な殲滅が強められることになり、高直や、北条貞宗北条治時長崎高貞らと共に京都の阿弥陀峰で斬首に処された。(『太平記』巻十一「金剛山寄手等被誅事付佐介貞俊事」)
== 参考文献 ==

*『北条氏系譜人名辞典』(北条氏研究会 新人物往来社
*『尊卑分脈』(新訂 増補国史大系)



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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